前回はAWSのAPI Gatewayで、名前と回数を受け取って概要と挨拶を返すAPIを作成しました。
今回はそれをBubble側から呼び出します。
画面の作成
Bubbleで、以下のようにUIを作成します。
API Connector のインストール
左メニューの「Plugins」から「Add Plugins」をクリックし、「API Connector」を探して、インストールします。
API Connector の設定
API Connectorの画面で、「Add another API」をクリックします。
「API Name」を分かりやすい名前(今回は「Greeting API」)に変更し、右下の「expand」をクリックします。
以下のように設定します。
・Name: Greeting API Call
・Use As: Action
・APIエンドポイント(GETの横の入力欄): API Gateway の APIエンドポイントのURLをコピペ( https://(略).amazonaws.com/default/greeting )
・「Add header」をクリック
・Headers Key: Content-type
・Headers Value: application/json
・「Add parameter」をクリック
・(1行目)
・Key: name
・Value: Taro
・Private: チェックをはずす
・(2行目)
・Key: count
・Value: 3
・Private: チェックをはずす
・入力したら「Initialize call」をクリックします。
APIに送信した結果が返ってくるので、「Save」をクリックします。
SAVE後に、API Connector画面のボタンが「Reinitialize call」に変わっているのを確認します。「Initialise call」のままの場合は保存できていないので、上記の手順を確認します。
Bubbleの要素とAPI Connectorを関連付ける
BubbleのDesign画面に戻り、以下のように設定します。
・Group API Testの「Type of content」を「Greeting API Call」
送信ボタンの「Start/Edit workflow」をクリックします。
Workflow画面に遷移するので、「click here to add an action」をクリックし、「Plugins」の「Greeting API – Greeting API Call」をクリックします。
プロパティ画面で、以下のように設定します。
・(param.)name: 「Insert dynamic data」の「Input Name’s value」
・(param.)count: 「Insert dynamic data」の「Input Count’s value」
送信結果を受け取るために、もう一つActionを追加します。
「click here to add an action」をクリックし、「Element Actions」の「Display Data」をクリックします。
プロパティ画面で、以下のように設定します。
・Element: 「Group API Test」
・Data to display: 「Result of step 1 (Greeting API – Greeting API Call」
最後に、結果をTextに表示する設定を行います。
Design画面に戻り、2つのTextを以下のように設定します。
・Text Description: 「Insert dynamic data」の「Parent group’s Greeting API Call’s description」
・Text Greeting: 「Insert dynamic data」の「Parent group’s Greeting API Call’s greeting」
動作確認
プレビュー画面で動作を確認します。
上の欄に「太郎」、下の欄に「4」を入力し、「送信」をクリックします。
送信ボタンを押すと、下側のテキストに、概要と挨拶が表示されました。
まとめ
Bubbleから自作APIを呼び出しました。
APIを自分で作れるようになると、好きなデータを好きな形式で入出力できるようになります。
できることの幅が広がりますので、試してみてください!