概要
FlutterをWindowsパソコンにインストールする時に、試行錯誤をしていると、flutter doctor --android-licenses
コマンドが返ってこなくなる場合があります。
エラーは出ず、コマンドに応答がありません。Ctrl-Cでも返ってきません。
Windows10と、Android Studio Chipmunk | 2021.2.1 Patch 1 の組み合わせで発生しました。
原因
SDK Toolsの「Android SDK Command-line Tools (latest)」のインストール・アンインストールを繰り返すと、latest
フォルダではなくlatest-2
フォルダにインストールされてしまうのが原因です。
(latestフォルダの中にはbinフォルダは無いが、libフォルダが残っているので、気を利かせて別なフォルダを作ってくれる)
対応
latest
フォルダをlatest-old
にリネームして、正しくインストールされているlatest-2
フォルダをlatest
フォルダにリネームします。
Android Studioを再度起動し、SDK Manager内のSDK Tools画面を開き、Command-line Tools (latest)がインストールされているのを確認します。
PATHも書き換えてしまった場合は、C:¥Users¥<ユーザー名>¥AppData¥Local¥Android¥Sdk¥cmdline-tools¥latest¥bin
のように、本来のディレクトリに直します。
メモ
エディタ(IDE)のインストールは、サイトによってVisual Studio 2022
(紫色のアイコン)と、Visual Studio Code
(青色のアイコン)のどちらを入れるのか、流派があるようです。
私は事例が多そうなのでVisual Studio Codeを入れました。