音楽生成AIのWEBサービスまとめ(2023年11月版)

概要

音楽を生成するAIを調べました。

音楽生成AIとは

曲の雰囲気やテンポや長さなどを指定すると、自動的にいくつも曲を作ってくれるAI(のWEBサービス)です。

音楽生成AI-WEBサービス

自分でオリジナルの楽曲を作れるサービスとして、「AIVA(エイヴァ)」と「SOUNDRAW(サウンドロー)」「SongR」などがあります。

AIVA(エイヴァ)

https://www.aiva.ai/

特徴

  • メロディー/ベース/打楽器などの単位で編集できる
  • MIDIファイルをアップロードでき、それを元に編曲できる

良い点

  • プランによっては、自分が著作権者になれる
  • MIDIファイルでもダウンロードできる
  • デスクトップアプリがあり、利用しやすい

気になる点

  • 変更できるパラメタが多すぎて使いこなせない

SOUNDRAW(サウンドロー)

https://soundraw.io/ja

特徴

  • 操作がしやすい

良い点

  • アカウントを作成しなくても楽曲が作れる(ただしサーバの反応が遅く生成途中でエラーになる事があるので、アカウントを作ったほうがよい)
  • 小節単位で移動や削除や複製ができ、自分の望んだ楽曲に近づけやすい

気になる点

  • 有料プランでも、楽曲に手を加えずに販売・配布することは禁止
  • 小節と小節のつなぎ目が不自然なことがある

songR

https://app.songr.ai/

特徴

  • ジャンルとキーワードを入れると、歌詞(英語)と曲を両方作ってくれる
  • ボーカル入りの楽曲にしてくれる

良い点

  • ユーザー登録不要で作れる(ダウンロードにはユーザー登録が必要)
  • 女性ボーカルのみだが、声が鮮明で生成とは思えないほど自然

気になる点

  • ボーカル無しにはできない
  • 英語のみ

Ecrett Music

https://ecrettmusic.com/ja/play

  • 「SCENE」「MOOD」「GENRE」を指定して曲が作れる。
  • 「EcrettはSOUNDRAWに生まれ変わりました!」との記載あり。アカウント作成しようとするとSOUNDRAWに行くようにという表示が出る。

その他のサービス

amper music

https://www.shutterstock.com/discover/ampermusic

  • shutterstockという画像素材の販売サイトに吸収?されたようです。
  • 登録済みの楽曲の購入だけで、自分で楽曲を作る方法が分かりませんでした。

musicLM

https://google-research.github.io/seanet/musiclm/examples/

  • Googleのプロジェクトの1つ。
  • サンプル楽曲のみで、自分では作れない。

JukeBox

https://openai.com/research/jukebox

  • OpenAI社が提供している。
  • 論文が掲載されているが、サービスとしては公開されていない?

Amadeus Topline

Amadeus Code:https://amadeuscode.ai/ja (リンク切れ)
Evoke Music:https://evokemusic.ai/ja/music

  • 生成済みの楽曲を検索してダウンロードできる。

Humtap

https://www.humtap.com/

  • AppleのAppStoreでアプリをダウンロードする必要がある。未確認。

Computoser

https://computoser.com/ (リンク切れ)

styleSeq

https://styleseq.mamenone.com/

  • 自動作曲できるWindowsアプリ。未確認。

画像生成AIと音楽生成AIの比較

音楽生成AIは、画像生成AIと比べて以下の点が異なります。

  • プロンプトや自然言語で指示を与えるのが難しい。そもそも音楽を言語化するのか難しい。
  • 生成後の音楽を、パートごとに分離するのが難しい。ノイズカットやボーカルキャンセル(弱くする)はできる。

まとめ

音楽生成AI-WEBサービスを3つ紹介しました。
他にもご存じの方がいらっしゃいましたら、コメントをお願いします。

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