OpenCart2.3を日本語化する

概要

インストール済みのOpenCart2.3.0.2に、日本語ランゲージパックをインストールして、管理画面とストア画面を日本語化します。

日本語ランゲージパックのダウンロード

• opencart の公式ホームページをWEBブラウザで開いて、「MARKETPLACE」をクリックします。

• カテゴリに「Languages」、検索キーワードに「japanese」を入力して、「Japanese Language Pack 2.3」を探します。
  https://www.opencart.com/index.php?route=marketplace/extension/info&extension_id=28808

• 右側にある「DOWNLOAD」をクリックして、パソコンにダウンロードします。（無料の会員登録が必要です）
  

インストール済みの言語の確認

• opencartインストール時に自動的にインストールされた言語を確認します。
  言語ファイルは、以下の場所にあります。

  • 管理画面は、/var/www/html/admin/language/
  • ストア画面は、/var/www/html/catalog/language/

# cd /var/www/html
# ls admin/language/
en-gb
# ls catalog/language/
en-gb

言語ファイルをサーバにアップロードして展開

• ダウンロードした日本語ランゲージパックをサーバにアップロードします。 今回は、/home/myname/ にアップロードしました。

(FileZillaなどで、japanese2.3.0.2.zipをアップロードします)
# cd /var/www/html
# unzip /home/myname/japanese2.3.0.2.zip

フォルダ名等の変更

• 後々ややこしくなるので、フォルダ名や国旗画像名が「japan」となっているのを、言語コード(ja-jp)になるように修正します。

# ls admin/language/
en-bg  japan
# mv admin/language/japan admin/language/ja-jp
# ls admin/language/
en-gb  ja-jp
# mv admin/language/ja-jp/japan.php admin/language/ja-jp/ja-jp.php
# mv admin/language/ja-jp/japan.png admin/language/ja-jp/ja-jp.png

# ls catalog/language/
en-gb  japan
# mv catalog/language/japan catalog/language/ja-jp
# ls catalog/language/
en-gb  ja-jp
# mv catalog/language/ja-jp/japan.php catalog/language/ja-jp/ja-jp.php
# mv catalog/language/ja-jp/japan.png catalog/language/ja-jp/ja-jp.png

opencartに言語を追加

• opencartの管理画面にログインします。

• 左メニューの「System (歯車のアイコン)」−「Localisation」−「Languages」をクリックします。
  

• 右上の「＋」ボタンをクリックします。
  

• 以下のように入力し、右上のSaveボタン(フロッピーディスクのマーク)をクリックします。

(CodeやLocaleはこれで妥当か自信なし。。。とりあえずこれで動きます)

ストアの言語設定の変更

• 左メニューの「System (歯車のアイコン)」−「Setting」をクリックします。

• ストア一覧の中から、該当ストアのEditボタン（右側の鉛筆マーク）をクリックします。
  

• 上部の「Local」タブをクリックします。

• 「Language」を「日本語」、「Administration Language」を「日本語」にし、右上のSaveボタン(フロッピーディスクのマーク)をクリックします。
  

• ストア画面、管理画面ともに日本語になった事を確認します。

その他の作業

残念ながら所々英語のままの箇所があります。
admin/language/ や catalog/language/ の配下に翻訳テキストがあるので、適宜修正が必要です。

この他の作業として、通貨に日本円を追加したり、商品名やカテゴリ名の登録、決済・税金・発送方法など、ストアとしてオープンするにはまだまだ作業があります。
一つずつこなしていきましょう。